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Symptoms
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痛みの部位や経過(急性/慢性)により様々な疾患に分けられます。
診察を行なった後に、血液検査で炎症の強さなどを評価します。
逆流性食道炎や胃・十二指腸潰瘍、アニキサスなどは胃カメラ検査で診断することにより、速やかに治療を行うことが可能です。膵炎や胆石症、急性虫垂炎などはCT検査・腹部超音波検査などで診断することが出来ます。下腹部に痛みがある場合や、排便異常を伴う場合には、CT検査・大腸カメラ検査で診断を行います。
心窩部痛(みぞおちの痛み)の場合、心筋梗塞などの心疾患が隠れていることもあるので、注意が必要です。その他、子宮や卵巣などの婦人科疾患が原因となることもあります。
“腹痛症状”を認めた場合は原因となり得る原因が多岐にわたるため、正確な診断を行い、適切な治療を選択する必要があります。
腹痛についてはこちらでも解説してますのでご覧ください。
大腸や肛門からの出血では血便(鮮血便、粘血便、暗赤色便)を認めます。
大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病、虚血性腸炎、憩室出血、痔核などが原因となります。下痢症と同様に大腸カメラ検査やCT検査を行いしっかりと診断をつけることが必要となります。
症状が出る前のより早い段階での病気の発見を可能にするのが健康診断、がん検診、人間ドックです。
肺がん検診、胃がん検診、大腸がん検診、前立腺がん検診などの検診を行い早期にがんを発見出来た場合、根治的な治療を選択したり、より侵襲の低い治療を選択することが可能となります。特に胃カメラ検査、大腸カメラ検査では、腸管の粘膜を直接観察して組織をとることやポリープを切除することが出来るため、より正確な診断や治療介入が可能となります。また肺がん検診(レントゲン)、胃がん検診(胃カメラ検査)ではさらに精度を上げるために二重読影(ダブルチェック)を行います。
高血圧症、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病に対して早期介入を行うことで、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血などを防ぐことが出来ます。
食欲不振の原因には逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、食道がん、胃がん、大腸がんなど消化管に異常がある場合と、それ以外のものに分けられます。消化管以外の部位でも膵臓がんなどの悪性腫瘍がある場合はエネルギーを消耗することで食欲不振を認めることがあります。これらは胃カメラ検査、大腸カメラ検査、CT検査などで診断を行います。画像の検査で異常を認めない場合には、機能性ディスペプシアなど消化管の機能障害、便秘症、うつなどの精神症状、甲状腺機能異常などの内分泌疾患、更年期障害、つわりなども原因となります。
半年の間に体重の10%以上の体重減少があった場合は、胃がん、大腸がん、膵臓がんなどの悪性腫瘍を考える必要があります。その他の症状と併せて原因を調べることが大切です。
しっかりの寝ているはずなのに日中眠気を感じる場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。小顎症、肥満、舌根沈下などにより上気道が狭くなることが原因となります。
事故の原因にもつながるため、車やバイクなどを運転される方は特に注意が必要です。また、高血圧、脳卒中、心筋梗塞などのリスクも高まると言われています。
いびきをかく方、睡眠中に呼吸が止まると指摘された方、日中に眠気や倦怠感が続く方は一度検査を受けることをお勧めします。簡易検査は機会を郵送することで自宅で行うことが可能です。気軽にご相談下さい。