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胃カメラ検査(胃内視鏡)|横浜市瀬谷区の田川クリニック

以下の項目に該当する方は
要注意です!

  • 胸焼けが発症している
  • 胃が長期間痛む
  • 吐き気が治らない
  • 食後に胃がもたれる
  • ピロリ菌の除菌治療を行った経験がある
  • 喉に違和感を感じる
  • 口が苦い感じがする
  • いつまでも咳が治らない
  • 胸焼け、咳、口の苦味などの症状は朝起きた時に目立つ事が多いです
  • 食べた後すぐに横になる
  • ここ半年で急に痩せてしまった

胃カメラ検査
(上部内視鏡検査)とは

胃カメラ検査は、口や鼻から先端にカメラが搭載された内視鏡スコープを飲み込み、食道や胃・十二指腸を直接観察する検査です。胃カメラ検査では直接消化管内を観察する為、胃がん、胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎をはじめとした様々な消化器系の病気の診断する事が可能であり、必要に応じて組織をとって病理検査を提出する事が出来ます。胃カメラ検査にかかる検査時間は約5-10分程度であり、比較的短時間で消化管内の精密検査を行う事が出来ます。

従来の胃カメラ検査ではツライ検査であると思われる事が多かったですが、当院では患者さんが安心して胃カメラ検査を受けて頂けるよう様々な配慮を施しております。

40歳をすぎたら
定期的に
胃カメラ検査を

胃がんは初期の自覚症状を感じる事なく病状が進行していきます。胃がんの発症率や死亡率が未だ問題となっていますが、胃カメラ検査で早期発見や早期治療を行う事で根治を目指せる病気です。

胃がんの発症にはピロリ菌感染が強く関与しています。ピロリ菌に感染している方や過去にピロリ菌に感染していた方(除菌後の方)では、未感染の方を比べると胃がんの発症リスクは数倍高くなります。

胃カメラ検査を行う事で、萎縮性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などのピロリ菌の感染リスクを評価し、必要に応じてピロリ菌の検査を行います。胃がんや食道がんを診断する上でも、最も精度の高い検査となります。

40歳を過ぎると胃がんの発症リスクが上昇する事が知られています。そのため、40歳を超えたら定期的に胃カメラ検査を受ける事を推奨しています。胃カメラ検査では、癌が疑われる組織の採取を行うことで確定診断へとつなげることが可能です。50歳以上の方では横浜市胃がん検診も利用出来ますので、ご相談下さい。
胃カメラ検査は苦しい検査と思われる方も多いと思いますが、当院では皆様に快適に受けて頂く為の様々な工夫を行っています。詳しくは下記をご覧下さい。

また、胃カメラ検査では、喉(下咽頭)や食道、十二指腸も併せて観察できるため、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、食道がん、咽頭がん、喉頭がん、逆流性食道炎などの早期発見・早期治療へとつなげることが可能です。「胸焼け」「吐き気」「食道炎」「長く続く咳」「口の苦味」「胃痛」「胃の不快感」でお困りの方はお早めにご相談下さい。

当院の胃カメラ検査の
特徴

  1. 苦痛を抑えた鼻からの
    苦痛の少ない胃カメラ検査

    当院では鼻からの胃カメラ検査を実施しています。従来の口からの胃カメラ検査では舌の付け根部分にスコープが触れる事で、嘔吐反射を引き起こしてしまいます。それが胃カメラ検査が「ツライ、苦しい検査」と思われている所以です。

    鼻から内視鏡スコープを挿入する事で舌の付け根部分を触れる事なく消化管内にスコープが進んでいくので、嘔吐反射を引き起こしにくくなります。喉や身体に不要な力が入りにくくなるため、楽に検査を受けて頂けます。嘔吐反射が少ない事により、検査中に呼吸を合わせて観察する事が可能となるため、喉をより詳しく観察する場合には特に検査の精度を高める事が出来ます。また鼻からのスコープを挿入する事で検査中にお話する事が可能となるので、検査中の安心感が高まります。(鼻だけに麻酔をかけるので、検査中は医師や看護師とお話が出来ます)

    胃カメラ検査は胃がんの早期発見、早期治療に繋がりますので、胃がんで苦しむ方を減らす為には胃カメラ検査の普及が必須となります。一度の検査で苦痛に思われ、以後胃カメラ検査を受けていただけない事は内視鏡医としては一番残念な事です。この地域で胃がんで苦しむ方を減らす為にも、当院では患者さんに配慮した鼻からの胃カメラ検査を実施しています。

  2. 鎮静薬を使用した
    苦痛の少ない胃カメラ検査

    鼻からの胃カメラ検査でも嘔吐反射が強い患者さんに対しては、検査の苦痛を緩和させる為に、当院では鎮静薬を使用した「眠ったまま受けられる胃カメラ検査」をご提供しています。鎮静薬の使用により眠くなり、喉や身体の力が抜ける事で、検査中の苦痛が軽減されます。検査後は目を覚ますための拮抗薬を使用し、鎮静薬の効果が切れるまでリカバリールームで休憩する事が可能ですので、ご安心してご帰宅できます。歯磨き時に嗚咽感を感じる方は鎮静薬を使用した胃カメラ検査を推奨しています。
    また、鎮静薬の使用は患者さん皆様にとってだけでなく、胃カメラ検査を実施する内視鏡医にとっても大きなメリットがあります。鎮静薬の使用により喉や身体の力が抜ける事で、内視鏡スコープの挿入や消化管の観察自体をスムーズに行う事が出来るため、検査の品質向上にも繋がります。

  3. 富士フィルムの最新の
    内視鏡スコープを導入

    当院では富士フィルム製の最新の内視鏡スコープを導入しています。近年では内視鏡スコープの画質や解像度は大幅に改良され、今まででは発見できなかった小さながんも早期に発見できるようになりました。

    BLI(Blue Laser Imaging)

    当院では胃内部の病変をより明るく鮮明に観察するためにBLI技術を採用しています。波長の異なる白い光と青い光を組み合わせて観察部分を照らしますが、白色の光でははっきりと鮮明な画像を映し出し、青色のBLI光では粘膜表層の微細な血管を強調してくれます。

  4. 土曜日の
    胃カメラ検査も実施

    当院では、平日お仕事で忙しいサラリーマン層の方々でも胃カメラ検査を受けて頂けるように、土曜日も胃カメラ検査を実施しています。胃がんに負けない地域を創っていく為には、働かれている世代の皆様の世代での胃カメラ検査の普及も欠かせません。胃がんで苦しむ方を減らす為にも是非土曜日の胃カメラ検査もご活用ください。

  5. 感染症に配慮した
    安心できる胃カメラ検査

    胃カメラ検査時に使用している処置具は学会が定めているガイドラインに沿った消毒衛生管理を実施していますので、ご安心して検査を受診して頂けます。

  6. 1日で胃カメラ検査
    ・大腸カメラ検査

    の両方をご提供

    当院では、忙しくて内視鏡検査を受診する時間を何度も取ることが出来ない方を対象に、1日で胃カメラ検査と大腸カメラ検査の両方を受けて頂くことができます(食道、胃、十二指腸、大腸の精密検査が1日で行えます)。
    検査は土曜日もお選び頂けます。ご希望の方はお気軽にお申し付けください。

  7. 即日で受けられる
    胃カメラ検査

    当院では、急な胃痛や胃の不調がある方には、胃カメラ検査の予約をしていない場合でも、当日での胃カメラ検査を実施しております。当日の胃カメラ検査をご希望される場合は、朝食はとらずにお電話・ご来院ください。刺身を食べた後の腹痛や黒色便を認めた方はご連絡下さい。
    ※前日のお食事内容やお食事された時間、当日の検査枠によっては対応できない場合がございます。

  8. 早朝・夕方に
    胃カメラ検査

    を実施

    当院では早朝(8時30分)や夕方(16時)にも胃カメラ検査を実施しています。なかなかお仕事を休めない方でも、出勤前や仕事帰りに胃カメラ検査を受けて頂くことが可能です。

胃カメラ検査の流れ

食べ物のイラスト
1.検査の前日まで

普段お飲みになられているお薬はお飲みいただいて構いませんが、一部のお薬は休薬とする事もありますので、検査を受けられる前に必ず医師までご相談ください。
胃カメラ検査前日の夕食は夜9時までにお済ませいただき、うどんなどの消化の良い物を摂取するようにしていただきます。また、夜9時以降は水、お茶やスポーツドリンク以外の色の付いたお飲み物の摂取はお控えください。

田川クリニック 診察券
2.検査当日の朝

普段お飲みいただいているお薬がある方は事前に医師までご相談ください。胃カメラ検査の当日では、検査が始まる1時間前でしたらお水、お茶やスポーツドリンクなどの透明なお飲み物は少量であれば摂取しても構いません。お食事は胃カメラ検査が終わるまで食べる事が出来ません。
検査当日は受付で診察券と胃カメラ検査の同意書をご提出いただきますので、お時間に余裕をもってお越しいただきます。また、検査時は鎮静剤を使用する可能性もありますので、お車やバイク等でのご来院はお控えください。

田川クリニック 内視鏡検査機器
3.検査後

鎮静薬を使わなかった場合は、検査後に診察室にて内視鏡の画像を見せつつ、検査結果を説明します。検査で鎮静薬を使用した場合は、薬の効果が切れるまでリカバリールームで休憩していただきます。休憩後に検査時に撮影した内視鏡の画像を見せつつ、検査結果を説明します。がんが疑われる部位が発見された際は生検する事もありますので、病理組織の診断に7日ほど日数がかかりますので、再度当院までお越しいただく事となります。
内視鏡検査時に病理組織等を採取された方は後日結果説明を行いますが、その際の説明はオンライン診療でも実施可能です。ご希望の方は検査当日にスタッフまでお声掛け下さい。

胃カメラ検査で
診れる疾患

胃カメラ検査では上部消化管の異常を観察する事が出来ます。

逆流性食道炎
(胃食道逆流症)

胃酸が食道内に逆流する事で、食道内が炎症を起こす疾患です。よく診られる症状として「胸焼け」「胃もたれ」「口が苦い感じ」「喉の違和感」「長く続く咳」などがあります。多くの場合は薬物療法で改善します。

食道がん

食道に発症するがんで、「喉がしみる感じ」「喉のつかえ感」などの症状がよく診られます。飲酒や喫煙の習慣がある方ではリスクが高くなります。咽頭や喉頭などの耳鼻科領域にがんがある方では食道にも重複してがんが出来る可能があります。また欧米で多いタイプの食道がん(バレット食道がん)では胃酸の逆流などの炎症が原因となる事もあります。早期の食道がんの状態で発見できると内視鏡での治療も可能となります。

萎縮性胃炎

ピロリ菌の感染により起こる慢性胃炎です。炎症が起こった粘膜では胃潰瘍や胃がんの発症リスクが高くなります。

胃がん

胃に発症するがんで、「長期間続く胃の痛み」「胃の不快感」「食欲不振」「体重減少」などの症状がよく診られます。ピロリ菌の感染がある方ではリスクが高くなります。胃がんは早期の状態で発見が出来ると内視鏡での治療も可能となります。

胃潰瘍

胃痛を伴う事が多いですが、その他の症状として「胃もたれ」「吐き気」などの症状を引き起こす事もあります。治療が遅れると出血が続く事で貧血を招く事もあり、稀に胃に穴があく事もあります。潰瘍から出血した場合には黒色便がみられます。ピロリ菌感染や、痛み止めなどの薬剤が原因となります。多くの場合は薬物療法で改善します。

十二指腸潰瘍

空腹時の胃痛が特徴的です。治療が遅れると出血が続き貧血を招く事もあります。潰瘍から出血した場合には黒色便がみられますが、大量に出血した場合は暗赤色便がみられる事もあります。出血した場合には胃潰瘍よりも止血が困難となる場合があります。また、十二指腸は比較的薄い膜で覆われており穴が開きやすいので注意が必要です。ピロリ菌感染や、痛み止めなどの薬剤が原因となります。多くの場合は薬物療法で改善します。

ヘリコバクター・ピロリ
(ピロリ菌)の感染

胃の中で発見される細菌で、胃潰瘍・十二指腸潰瘍や胃がんなど様々な消化器の疾患を引き起こす原因となります。またMALTリンパ腫(悪性リンパ腫の一つ)に関与しているこtもあります。ピロリ菌に感染している事が分かると、直ちに除菌治療を行う必要があります。

胃アニサキス症

アニサキスは寄生虫の一種で、サバやイカなどの魚介類に寄生しています。アニサキスに感染している魚介類の加熱処理が不十分であると、その魚介類を摂取した人間にも感染します。胃壁内にアニサキスは侵入する為、激痛を伴います。内視鏡で除去する事で症状は速やかに改善します。

上述している疾患は胃カメラ検査で診断ができる疾患の代表例で、上述以外の疾患も胃カメラ検査で分かる事もあります。

胃カメラ検査の費用

当院の胃カメラ検査費用は以下の表をご参照ください。

1割負担 2割負担 3割負担
胃カメラ検査
(観察のみ)
約1,500円 約3,000円 約4,500円
胃カメラ検査
病理組織検査あり
(1か所)
約2,500円 約5,000円 約7,500円
ピロリ菌検査 約300円 約500円 約800円

※上記の表に書かれている費用はあくまでも目安の金額です。実際の費用と異なる事があります。

※鎮静剤の費用も含まれています。

※初診料・再診料は別となります。

お問い合わせ

近年では胃がん検診の受診が推奨されるようになった、胃カメラ検査を行うクリニックが増えた事もあり、胃がんで亡くなる方が減少傾向にあります。胃がんは不治の病ではありません。胃がんは予防できる時代となりました。

この地域で胃がんで苦しむ方を減らす事が出来るよう、当院では今後も胃カメラ検査を1件1件丁寧に行います。胃がんに負けない地域を創る為にも、少しでもお腹の不調を感じられましたら医療機関までご相談ください。

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