ピロリ菌陽性と指摘された方へ
ピロリ菌感染の診断では保険適応となる場合と、自費請求となる場合がございます。
ご自身がどちらに該当するのかをご確認のうえ、お問い合わせください。
ピロリ菌検査・除菌治療が自費診療の適応となる方
- 胃がん予防を目的にピロリ菌に感染しているか検査したい方
- 胃がん予防を目的にピロリ菌の除菌治療を受けたい方
- 他の医療機関でピロリ菌の除菌治療を勧められた方
上記に該当する方はピロリ菌の除菌治療が自費診療となります。
※予防目的でピロリ菌の検査や治療を望まれる場合は自費診療となります。
除菌治療が保険診療の適応となる方
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療経験のある方
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療を受けている方
- 胃MALTリンパ腫の治療を受けている方
- 特発性血小板減少性紫斑病の治療を受けている方
- 早期胃癌に対する内視鏡治療を受けられた方
- 内視鏡検査において慢性胃炎と診断された方
上記に該当する方は保険診療でピロリ菌の除菌治療が可能です。
※内視鏡などの検査で必要と判断された場合は保険診療となります。
胃カメラ検査を行い、ピロリ菌が原因となる胃がん、萎縮性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気が観察された際に「ピロリ菌感染」と診断がつきます。
胃カメラ検査を行う理由は、ピロリ菌の感染を確認すること、ピロリ菌により胃がんや胃潰瘍などの病気が発症していないかを確認することです。
「ご自身がピロリ菌に感染していないか心配」「身内にピロリ菌に感染している方がいるから心配」といった理由でピロリ菌検査を受診される場合は自費適応となります。
保険適応でピロリ菌の除菌治療を受けるためには、胃カメラ検査を受けて頂く必要があります。他のクリニックで胃カメラ検査を3ヶ月以内に受診された方は、その際の検査結果表をご持参して頂ければ当院で受けるピロリ菌の検査や除菌治療が保険適応となります。
※自費の検査でピロリ菌陽性となった方は、胃がんの有無を確認するため胃カメラ検査を受けられることをお勧めします。