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ビタミンDを摂取していると消化器癌による死亡リスクが下がるとの報告がされ、最近になってますます注目をされているビタミンDですが、本日はビタミンDについてお話をさせていただきます。
ビタミンDは日光を浴びることで体内にあるコレステロールから合成されます。
このビタミンDの主な働きは以下の2つがあります。
・カルシウムの吸収促進
・骨の成長促進
つまり、ビタミンDは骨粗鬆症の予防に効果があると言われています。
ご存じの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
しかしビタミンDには上記以外の効果があると言われています。
それが、免疫力を高めることで
・風邪やインフルエンザ等の感染症の予防
・大腸がんなどの消化器癌の予防
ビタミンDのもつ免疫力アップに関する効果が、ここ最近注目されています。
血液中のビタミンDの濃度は、会社で受ける健康診断などでは測定しないため、ご自身のビタミンD値についてや、ビタミンDの適正な値を把握していない方が多いかと思います。
血液中のビタミンD値は『 30ng / ml 』以上あれば正常の値であり、30ng/mlを下回るとビタミンDが不足していることになります。
ビタミンDは体内で生成するだけでなく、食事からも摂取することはできますが、
ビタミンDを含む食品は限られています。ビタミンDを豊富に含んでいる食品をご紹介します。
・いわし
・かつお
・鮭
・キノコ類
・アンコウの肝
・牡蠣
・卵の卵黄
上記のような食品にはビタミンDが豊富に含まれていると言われていますが、ただ実際は食事だけでは十分な量のビタミンDを得ることはできません。最近ではビタミンDを含むサプリメントも増えていますが、ドラッグストアなどで売られているサプリメントでは1錠あたりに含まれるビタミンDの配合量が少ないことが多いです。
医療機関でしか購入することができないサプリメントの場合だと、ビタミンDの配合量が多いため医療機関で購入できるサプリメントの方がより効果を実感していただけるかと思います。
当院でも、MSS社のサプリメントも用意をしています。また、管理栄養士による栄養指導も行っていますので、ご希望の方には食事指導に加えてサプリメントのアドバイス等も行っています。ご興味のある方はお気軽にお問合せください。