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高尿酸血症(痛風)

Lifestyle diseases

高尿酸血症(痛風)とは

高尿酸血症(痛風)

高尿酸血症よりも合併症として生じる痛風発作の方が耳馴染みがあるかもしれません。
血中の尿酸値が高くなってしまうことで痛風発作などの合併症を発症する疾患です。
血中尿酸値の上昇にはプリン体を多く含む飲食物の過剰摂取(ビール、魚の干物、レバーなど)、腎臓機能が低下することで血液中の尿酸が体外に排出されないなどの要因が挙げられます。
また、高尿酸血症はエネルギー代謝の調節障害でもあるため、高エネルギー食の継続的な摂取やそれに伴う肥満が原因とも言えます。
さらに甘いものの過剰摂取も原因となります。砂糖を構成する果糖は代謝の過程で大量の尿酸を生成すると共に、果糖の代謝産物である乳酸が尿酸の排出も抑制させるためです。

尿酸値は女性ホルモンによりコントロールされるため、一般的に男性に多い疾患です。
尿酸は筋肉の分解でも生じるため、一般的に筋量が多い男性は女性よりも尿酸値が高くなる傾向があります。筋トレのような無酸素運動では筋肉の分解が促進されるため、尿酸値は上昇しやすくなります。

高尿酸血症により生じる痛風発作は血液中を流れる過剰な尿酸が末梢の組織中の関節内に溜まることで激痛を発症します。痛風が発症しやすい部位として足の親指の関節や足の甲などで多くみられます。複数の関節が同時に痛むことは稀です。

高尿酸血症の発症原因として

  • アルコールの摂取
  • レバーや魚の干物などプリン体を多く含む食物の過剰摂取
  • 食事量が多い
  • 習慣的な間食
  • 腎臓機能の低下
  • 遺伝的要因

などがあります。

以下の項目に該当する方はご相談ください

  • 尿酸値が高いと指摘された
  • ビールをよく飲むことがある
  • いくらなどの魚卵をよく食べている
  • 足の付け根の辺りが痛む
  • 足の甲が赤く腫れている
  • 高血圧や糖尿病などの生活習慣病と呼ばれる病気の治療を受けている

上記項目に当てはまる方は高尿酸血症の可能性があります。当院では高尿酸血症の治療にも力を入れています。当院には管理栄養士が複数名在籍していますのでただお薬を処方するだけの治療ではなく、管理栄養士とも連携を図って栄養指導も提供し、お薬を減らしていけるようサポートしています。高尿酸血症を指摘された方、上記のような項目に該当する方はお気軽にご相談ください。

高尿酸血症の診断基準

尿酸値 > 7.0mg/dL

高尿酸血症の合併症

  • 尿酸の結晶が関節内に溜まると → 痛風発作(痛風関節炎)
  • 尿酸の結晶が尿路に溜まると → 尿管結石/膀胱結石
  • 慢性腎不全:機序はまだ不明

高尿酸血症の治療

生活習慣の改善

  • アルコール摂取制限は必須
  • プリン体を多く含む食品(下記参照)は摂りすぎないようにする
  • 魚介類や肉類に偏らない食事にする
  • 水分をしっかり摂取する
  • 尿をアルカリ化する(=野菜、海藻類をしっかり摂取する)
  • 甘いものは控えめに
  • 定期的な有酸素運動(ジョギングやウォーキングなど)を心掛ける

プリン体を多く含む食品

極めて多い(300mg/食品100g)
  • 鶏レバー
  • マイワシ干物
  • あんこう
多い(200~300mg/食品100g)
  • 豚レバー
  • 牛レバー
  • カツオ
  • 真アジ干物
  • 真イワシ
やや多い(100~200mg/食品100g)
  • 肉の多くの部位
  • 多くの魚類